Q. どちらが正しいのですか?
「だらしなそう」「だらしなさそう」
A. 結論から言えば、他の方と同じで「だらしなさそう」です。
詳しくご説明しますね。
様態の「そう」は、形容詞、形容動詞、動詞に付きます。
それぞれに、ルールがありますので、これに則って遣えば間違いありません。
まず形容詞の場合。
「美しい」→「美しそう」
「美味しい」→「美味しそう」
分かりやすいですね。語尾の「い」を落として「そう」を付ける。
ただしいきなりですが、大きな例外があります。
それは「良い」と「無い」について。
この二つだけは、「い」を落として「さそう」を付ける。
つまり「良さそう」、「無さそう」となるんですね。
だから、「名詞+良い」の形容詞、「格好良い」の場合は
「格好良さそう」となり、「カッコよそう」とは言わない。
「名詞+無い」の形容詞、たとえば「情けない」「頼りない」
の場合も同じように、「情けなさそう」「頼りなさそう」になる。
「だらしない」も、「だらしが無い」なので、ここに当てはまります。
同じ「ない」の付く形容詞でも「切ない」「汚い」の「ない」は
有無の「無い」ではないので、こちらは「切なそう」「汚そう」でOK。
ついでに、他の例もご説明しますね。形容動詞の場合。
「楽だ」→「楽そう」
「不思議だ」→「不思議そう」
こちらは「だ」「な」を落として「そう」を付ける。
最後に動詞の場合。
「行く」→「行きそう」
「動く」→「動きそう」
連用形に「そう」を付ける。
ちょっと特殊なのが、「様態・推量の『そう』が否定形に付いたとき」。
動詞の未然形+否定の助動詞「ない」+推量の助動詞「そう」のパターンです。
次の例は、よく聞く表現ですが、実は間違い。
「食べない」→「食べなさそう」
「しない」→「しなさそう」
「いない」→「いなさそう」
「行かない」→「行かなさそう」
正しくは
「食べなそう」
「しなそう」
「いなそう」
「行かなそう」
丁寧に言おうとして余計な「さ」を加えてしまうのを「サ入れ言葉」と言います。
「ラ抜き言葉」と同じく、間違った日本語です。
원문 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1216225062
「だらしなそう」「だらしなさそう」
A. 結論から言えば、他の方と同じで「だらしなさそう」です。
詳しくご説明しますね。
様態の「そう」は、形容詞、形容動詞、動詞に付きます。
それぞれに、ルールがありますので、これに則って遣えば間違いありません。
まず形容詞の場合。
「美しい」→「美しそう」
「美味しい」→「美味しそう」
分かりやすいですね。語尾の「い」を落として「そう」を付ける。
ただしいきなりですが、大きな例外があります。
それは「良い」と「無い」について。
この二つだけは、「い」を落として「さそう」を付ける。
つまり「良さそう」、「無さそう」となるんですね。
だから、「名詞+良い」の形容詞、「格好良い」の場合は
「格好良さそう」となり、「カッコよそう」とは言わない。
「名詞+無い」の形容詞、たとえば「情けない」「頼りない」
の場合も同じように、「情けなさそう」「頼りなさそう」になる。
「だらしない」も、「だらしが無い」なので、ここに当てはまります。
同じ「ない」の付く形容詞でも「切ない」「汚い」の「ない」は
有無の「無い」ではないので、こちらは「切なそう」「汚そう」でOK。
ついでに、他の例もご説明しますね。形容動詞の場合。
「楽だ」→「楽そう」
「不思議だ」→「不思議そう」
こちらは「だ」「な」を落として「そう」を付ける。
最後に動詞の場合。
「行く」→「行きそう」
「動く」→「動きそう」
連用形に「そう」を付ける。
ちょっと特殊なのが、「様態・推量の『そう』が否定形に付いたとき」。
動詞の未然形+否定の助動詞「ない」+推量の助動詞「そう」のパターンです。
次の例は、よく聞く表現ですが、実は間違い。
「食べない」→「食べなさそう」
「しない」→「しなさそう」
「いない」→「いなさそう」
「行かない」→「行かなさそう」
正しくは
「食べなそう」
「しなそう」
「いなそう」
「行かなそう」
丁寧に言おうとして余計な「さ」を加えてしまうのを「サ入れ言葉」と言います。
「ラ抜き言葉」と同じく、間違った日本語です。
원문 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1216225062
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